

内容紹介
- バティスタ独裁政権下のキューバの首都ハバナは世界有数の享楽の都だった。ラスベガスと肩を並べる豪華なカジノホテルが次々と建ち、華麗なショー、一獲千金のギャンブル、赤裸々なセックス産業、流行のラテン音楽を求めて、世界中から観光客やセレブがこの街を訪れた。それらの〝ビジネス〟を取り仕切ったのが、マイヤー・ランスキー率いるアメリカのマフィアである。
ランスキーはマフィア随一の頭脳派で、バティスタ大統領と組み、この地に犯罪帝国を打ち立てる計画を実行していた。国家経済とマフィア事業を融合し、キューバをとことん食い物にするマフィアたち。敵対マフィアを暗殺しその栄華は約束されたかに見えた。だが、マフィアたちの野望の前に、バティスタ打倒を掲げ武装闘争を開始したカストロ率いる反乱軍が現れた――。
ニューヨークタイムズ・ベストセラー! 1959年のキューバ革命の裏面史であるマフィアの興亡を描く衝撃の犯罪ノンフィクション! J.F.ケネディ、フランク・シナトラほか有名マフィア多数登場!
目次
| 第1章 | 米暗黒街のふたりの顔役 |
| 第2章 | ハバナ会議-マフィア帝国建設の野望 |
| 第3章 | 暴力と腐敗の国キューバ |
| 第4章 | キーフォーバー委員会のマフィア審問 |
| 第5章 | マフィアが仕切るハバナギャンブル |
| 第6章 | 犯罪国家の繁栄 |
| 第7章 | 燃え広がる反政府運動の火 |
| 第8章 | マフィア内部に響く不協和音 |
| 第9章 | ハニートラップに落ちたJ・F・ケネディ |
| 第10章 | ニューヨークで惨殺された殺人狂マフィア |
| 第11章 | 破壊と混乱 軋む独裁政権 |
| 第12章 | 革命軍の首都進攻 |
| 第13章 | キューバ革命の略奪と粛清 |
伊藤孝(訳)
(いとう・たかし)
1951年、静岡県に生まれる。早稲田大学商学部を卒業。同大学国際交流センター課長として留学生交流、大学間交流プログラムを担当する。その後、総長室長、総務部長等を経る。本書が初の訳書となる。
担当編集より
犯罪帝国をつくり上げ、革命ですべてを失ったマフィアたち。「古き良き面影を残す」といわれるキューバには、こんなに激ヤバな時代があった!「事実は小説より奇なり」を納得する圧倒的な面白さ!!




